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また一つ増えた?シミが浮き出るメカニズムと予防方法

2020年03月13日

シミが浮き出るメカニズムを知る上で重要なのが皮膚の構成です。皮膚は表皮と真皮から出来ています。一番外側にあるのが表皮であり、この表皮の状態はシミの発生に大きくかかわります。表皮にはケラチノサイトやメラノサイトなどの細胞で構成されています。日々紫外線を浴びるとチロシナーゼという酵素が活発になります。チロシナーゼが活発になると、メラノサイトの中でメラニンという色素が生成されます。このメラニンには紫外線から細胞核を守る作用があるので、メラノサイトはメラニンをケラチノサイトに受け渡します。メラニンは適量であれば、肌を守る役割のみを果たすだけで終わることも多いですが、メラニンが過剰に作られてしまうと色素沈着を起こし、これはしみとなってしまいます。

このメカニズムだけを考えると紫外線を浴びた方は誰でもシミが出来てしまうかのように見えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。肌にはターンオーバーという新陳代謝があります。このターンオーバーの際にメラニンも剥がれ落ちる仕組みになっています。ターンオーバーが活発に行われているときはシミが出来にくくなります。しかし、ターンオーバーのペースが遅くなっている場合やメラニンが多すぎてターンオーバーしても落としきれない場合にはシミが出来てしまいます。つまり、シミを予防する上ではシミの原因となるメラニンの量と、肌を正常に保つターンオーバーという両方について考えていく必要があります。

例えば活性酸素という物質が体内に増えると、メラノサイトを刺激してメラニンの過剰産生を起こしやすくすることが分かっています。活性酸素はストレスや不摂生、喫煙などによって増えます。喫煙をすると色素沈着ができやすくなるというのはこの点からもわかるでしょう。逆に生活習慣などを整えて血行を良くすると肌にしっかりと栄養が届けられ、新陳代謝が良くなるのでシミが出来にくくなります。

シミが浮き出るメカニズムはメラノサイトからメラニンが送られてくるところから始まります。つまり、メラニンが送られてきにくい状態を作れば、浮き出るメカニズムを最初から防ぐことが可能となります。そのためにはなるべく紫外線をブロックすることが大切です。紫外線は曇っている日でも地上に降り注いでいます。紫外線を防げるスキンケア用品などを使用することは有効と言えるでしょう。ターンオーバーを促進するために、栄養バランスを整えることにも効果があります。ストレスが溜まっている場合にはリラックスできる日を作ることが重要となります。